Activities - Presentation

Lumoの活動内容 - プレゼンテーション

プレゼンはまさにLumoの肝と言えます。

これまでも数々の情熱あふれるプレゼンがありましたが、このページではその中からいくつかを紹介しています。

File 1: 暗号のカッコよさ

「暗号はカッコイイ!!」 発表者のひろしは最初にそう言った。暗号は文章を第三者に読まれないようにするために生まれた道具だ。このプレゼンでは、シーザー暗号をその単純さから暗号の原点とし、「平文」、「鍵」といった言葉を最初に紹介した。その後は暗号の進化をその歴史と共に発表した。だが、これだけでは暗号のカッコよさは伝わりきらない。

暗号のカッコよさは「暗号を解読すること」にあるとひろしは語った。暗号の解読には数学や言語の知識はもちろん、思考力、発想力、時には運をも集結させなければならない、非常に困難なことである。そのカッコよさは暗号作成者と暗号解読者の崇高ともいえる攻防を体験することで真に伝わると発表者は考え、自身が作成した暗号文を提示しそれを解読させた。暗号は3つ用意されていて、最初の2つは単純な換字式暗号が採用されていて解読は容易にされたが、最後の暗号はその単純な暗号にもう一手間加えられていて、数学的アプローチを必要とされていて解読は成されなかった。

LUMOでの発表で、パソコン上のプレゼンだけじゃないインタラクティブな発表が行われたのは今回が初めてだ。LUMOでのプレゼンは伝えたい事を情報の押し付けの様に発表する事を目的としていない。LUMOでは聴く人達が題材に興味を持ち、真に情熱を与えられるプレゼンをすることがプレゼンターには求められている。

File 2: スポーツビジネス × Jリーグ

「サッカーが日本社会でより強い関心を持たれるようにしたい」と発表者のたいぞうは言った。そのためにはビジネスの視点からサッカーを見ると良いそうだ。海外のスタジアムとの比較で日本のスタジアムには大きな収益源にもなり得る「VIP席」が無い事を指摘した。VIP席はスポーツを楽しむ場のみならず、スタジアム自体のウリにもなり、時には大企業の交渉のステージにもなるらしい。LUMOでのプレゼンでは、オーディエンスもプレゼンに積極的に参加するスタイルがあり、様々な構想が発表者のみならずオーディエンスからも発せられた。サッカーの様なスポーツにはネット配信で世界中から試合を観戦出来るシステムが現代では非常に効果的だと言う意見が聞こえた。確かに最近はネット配信サービスは人気を集めている。既存のモノと全く別のモノの融合だ。

LUMOでのプレゼンは発表者が主役ではない。発表者とオーディエンス全体が積極的に発言をする。プレゼン中にオーディエンスが発言をすることは設立当初から許されている。これは、オーディエンスが自分の解釈、意見、アイディアをアウトプットすることが議論に繋がり、プレゼンの「真価」を得られると参加者全員が信じているからだ。

File 3: なぜ私たちは食べるのか

「食べ物の在り方について考えよう」がこのプレゼンの趣旨だ。現代人は毎日なにかを食べる。しかし、その行為に対してあまり考えはしない。それだけに留まらず、自分の食べるものに関してもあまり関心がない。なにを、どこで、どう、なんのために食べるのか、それとも食べないのか、いつもナントナクで済ませているそんな思考を尊重するのが今回の発表者だ。発表者のけいこは料理を毎日作り家族に振る舞うそうだ。

料理には楽しめる要素が満載である。見た目、匂い、食感、味。 オーディエンスが起こした議論の中で全員食に求めるものが違うことがわかった。食べ物の食感を重要視する人もいれば、一日分の栄養が入ったドリンクで食事を済ましても構わない人もいた。

LUMOでの発表は発表者の視点だけを聞くことはない。オーディエンスからも意見や考えが飛び出てくる。発表を聞くときは受動的になってはいけない。オーディエンスも積極的に参加することが求められる。

File 4: 錬金術

現代のScience・科学のルーツを探ることがこのプレゼンの目的だ。錬金術という学問は秘儀とされてきて一般人には怪しい印象が強い。約2000年続いたとされる学問的な錬金術は「不完全」なモノを「完全」なモノへと段階を経て昇華させる技である。錬金術師はその過程で世界の真理を見つけることを究極的な目的としていたようだ。

17世紀に否定され始めたこの学問だが、現代科学に残したモノの一つは「研究を経験的に数学的に行う」考え方である。それまではの科学者は古い文献に「答え」を求めていた。ニュートンやガリレオが実践したこの考え方、錬金術を物理学、化学、医学、天文学等の学問に細かく分け現代科学を飛躍的に加速させた。

普段このようなことに興味が湧くだろうか?湧いたとしても、それを深めるだけの機会があるだろうか?LUMOでは、毎週その機会ときっかけを提供している。

File 5: 機会

「機会」についての今回のプレゼンで人生の中で訪れるチャンスをどう活かすかだけではなく、どう見つけるか、気づくかを学べだ。機会を掴むには瞬間的にその機会に気づき一瞬の内に喰らいつく技量が必要不可欠だ。発表者のりくは彼が先生と呼び敬意を表す方の言葉を軸に自らの経験を交えながら柔らかい口調で語った。

「機会は盗人のようにやって来る」という言葉に引っ張られた。「盗人」は人が気づかないうちに忍び寄る。去る時もそれ自体の訪れには気づかないことすらあるのだ。そんな機会と出会うには毎秒自分の目の前で起こっていることに神経を鋭くして受け止める準備が必要だと言った。何気ない出来事が人生の分岐点になるかもしれないのだ。

File 6: 普通とはなにか

「普通を疑え!」。 プレゼンターのまいは何度もそう言った。彼女は大学の授業で触れた”Defamilialization(異化)”を意識するようになったことがきっかけで「普通」について考えるようになったようだ。まず、普通とは何か、を考える必要があるため、「普通」を多面的に観察した。まず、「普通」と「特別」の対比を表すため図形(ドーナッツの形をした図形)を示し、次に統計学的普通と概念的普通を語り、普通についての思考を深めた。興味深かったのが「医学における普通」の話だ。医学において統計学的なデータはよく使われるが、中には統計のサンプルが白人男性基準であったりと統計として偏りがあるとされるそうだ。つまり、多くの人が疑わずに信じる統計学的普通は決して万人にあてはまる共通の「普通」ではない。

この発表は二回行われ、両方とも時間通りには終わらず参加者間で議論が長い時間続いた。「普通」を疑え、という「当たり前だろ」と思うようなことをもう一度イチから考える機会をもらえた発表だった。

File 7: モチベーションはどこからくる?

「仕事はつまらない」、それは決して誰しもが思うことではない。これは人によって仕事に対するモチベーションの違いがあるからだろう。モチベーションは3段階に分けられるようで、1段階目は生命維持、生きていくためのモチベーション。「交換」がモチベーションになるのは2段階目だ。一般的に仕事は労働力とお金を交換しているから仕事は2段階目に上手く当てはまる。面白いのは3段階目だ。この段階では自己自律、自己熟達といった自己成長がモチベーションになるとプレゼンターのたつわきは言う。彼はインターンシップや多様な活動に頻繁に参加していてモチベーションの3段階目をよく感じてきてきたのだろう。モチベーションの点が3段階目まで発達すると人は仕事においてパフォーマンスを上げるそうだ。それに留まらず、子のモチベーションをもって仕事をすると幸福感を強く得られるようになると言う。オンラインサロンのようにわざわざお金を払って仕事をする人のモチベーションはそういうところから来るのだろう。

LUMOの参加者の意識に似ている。ここでのプレゼンは、オーディエンスだけの学びの場ではなく、発表者も自身の発表から多くを得る。参加者全員が自己成長を感じ、楽しむ場所だ。

File 8: 名探偵コナンの犯人を当てたい!

発表者のたろうは一般的にアニメ文化には傾倒していないようだが、名探偵コナンはお気に入りのようだ。そこで経済学部のたろうは統計を取ることに決めたらしい。実に50時間をかけてタイトルに「殺人事件」の付くエピソードを全て視聴し、被害者と犯人の人間関係を記録し、確率的に誰が犯人である可能性が高いかを発表した。結果は「仕事仲間」らしい。実にばかばかしく、中身のないような発表にも思えるが、情熱は本物であった。情熱は確実にオーディエンスに伝わり、結果的に「統計や確率論」のポテンシャルを知ることができた。

LUMOでの発表は必ずしも学術的で頭のいい、まじめなものである必要は一切ない。その情熱がオーディエンスに伝われば、必ずそこから何かが生まれる。

その他過去プレゼン一覧

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  • 宇宙開発とは
  • お笑い業界の実態と芸人のこれからの立ち位置
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...etc.